2009年 09月 27日
東武野田線「川間駅」に降りるのは今回3回目。ここから、利根川沿いに銚子を目指す。 いつもの出発駅「舞浜駅」。この駅はディズニーランドの玄関口として知られているが、ディズニーランドの反対側になる北口には1軒の店もなく、人通りも少ない。ここで、自転車を梱包する。 下の写真は、賑やかな南口。 電車では、よほど空いていないと座れない。最前部か最後部が輪行者の定位置。 「川間駅」から【第7日】のエンドポイントを目指すが、道をロスト。 またまた秘密基地。航空管制施設であった。カメラを向けると警備員が立ち上がりじっと睨む。その姿はプレリードッグのよう。 前回のエンドポイントの1Km位手前で川沿いの道に出た。 セスナがグライダーを曳航している。前回見た滑空場から出発したのであろう。 地図を見ると、対岸の茨城県側に千葉県の飛び地がある。わずかな面積なのでトレースするか迷ったが、橋を渡ることにした。 ここが、県境。 茨城県側の、川沿いの道は未舗装である。32mm幅のタイヤなのでどうにか行けるが、速度は半減し、体力は倍使う。 この先のわずかな河原が千葉県のカケラ。そして、その先に1平方キロくらいの農地があるのだが、水路があり橋を渡るため、大きく迂回しなければならない。 迂回して、水路対岸の通った道を眺める。 行けども行けども、砂利道。 進行方向に、おびただしいカラスの大群が道を占領している。迷ったが、この道を突き進むことにした。 群れに突っこんだ!走行撮影。 やっと目の前に、千葉県が現れた。正面のわずかな農地が千葉県である。 野田市は千葉県。 利根川の茨城県側100Km地点。 県境が確認できたので、砂利道を降り舗装路を行くことにした。・・・のだが、1Km位先に車が往来する道路にアクセスしようとするが、たどり着けない。どんどん目指す方向と逆に行く。しかも砂利道を・・・ やっと、砂利道から解放された。 やはり舗装路は快適である。自分は軟弱者である。 県道に復帰し、コンビニで一休み。走行中は水分以外、口にしないのだが、さすがに腹が減った。 食い物を探していたら「ごぼ天うどん」が置いてあった。九州では馴染みのこのうどん、こんなところで食えるとは感激モノである。後日、他のコンビニにもあるかと探したが見つからない。 先に渡った橋を戻る。飛び地を見に行くだけで20Km走った。 千葉県側の100Km地点。この先、正面にゴルフ場があり川沿いに進めなくなった。仕方なく県道を走る。 地図で近い駅を探すと、つくばエキスプレス「柏たなか」駅があった。この付近、まだ開発が進んでいないが、やがて住宅地になるのだろう。 閑散としたコンコースで、自転車の梱包を行う。 家にたどり着いた時点で走行距離55Km。走った割りには地図が埋まらなかった。
by chibachari
| 2009-09-27 09:55
| 利根川の旅
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千葉県は東西南北を頂点とする四角い県です。南半分は海に面し、北東は利根川、南西は江戸川が県境であり、自転車で一周することができる珍しい県です。このブログは、数ヶ月に渡る千葉県一周の記録です。 by chibachari カテゴリ
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